よくお客様が「こっちの水は硬水だから髪が傷んじゃって・・・」とおっしゃいます。
硬水は傷むという事は理解していても、何故傷むのか?という事に関してはみなさんは説明が出来ないかもしれません。
と言う事で今日は何故硬水は髪を傷ませてしまうのか?のお話です^^
本来、健康な髪の毛は弱酸性の状態で、髪の毛の表面を覆っているキューティクル(うろこ状の髪を保護してくれている物)が引き締まっているのですが、これがアルカリ性になっていくとキューティクルが開いてしまいます。キューティクルが開いていると他の髪の毛同士と絡み合ったり、栄養成分がどんどん外に抜けてしまう現象が起こります。この現象が皆さんの感じる髪の毛が傷んだ状態です。
そして、硬水は軟水にくらべ弱アルカリ性です。
もう、お分かりでしょう。
人に説明すると時は「硬水は弱アルカリ性だから傷ませるんだよ」といってあげてください。
さらに細かく説明すると水の中に含まれているカルシウムイオン、マグネシウムイオンの保有量が多くいためにアルカリ性になり、また硬水には物質を硬くする成分も含まれているので、手触りが固くなるのです。
本来、髪の毛は軟水、硬水に関係なく水に濡れるだけでキューティクルが開くものなのですが、弱アルカリ性の硬水ではさらに負担が大きくなってしまうんです。まれに髪の毛に石灰が残っている方もいらっしゃいます。ですから、海外で生活されている方は特にお風呂から上がった後はタオルドライで十分に水分をきって、流さないトリートメントを付けてから、しっかりとドライヤーで髪を乾かしましょう^^
0 件のコメント:
コメントを投稿