風車近くのおみやげ屋ではこんな感じの木靴が売られていた。中は荒く削られており、実際に履くと痛そう^^;よくRPGゲームの装備品である、木靴とはまさにコレだと思ったタクだった。
キンデルダイクをあとにし、また1時間程度かけてロッテルダムに戻り、タクとユウガは何をするか考えた。
「どうする?」
「何しますかね」
ロッテルダムという都市は観光名所でもなし、特に有名なものもあるわけでもなし、とにかくヒマをもてあました。周辺を探索してみると近くに映画館が目に付いた。
「映画でも見るか?」
「それしか、なさそうですねぇ」
前回、アントワープでユウガがチョイスした映画はサイエンスホラー系のB級映画。見終わった後、残念な気分になったので、今回はタクが選ぶ事に。
「今回は兄ぃさんに任せます」
「じゃあ、カラテキッド」
ウィルスミスの息子が主演のスポコン系映画、ミスター・ハンを演じるジャッキー・チェンも主演だ。とにかく格闘系でアクションがある映画の方が好きなタクは楽しみだった。オランダで見るのでもちろん字幕はオランダ語だ。英語が母国語の人たちは世界のどこでも映画が見れるのですこし、うらやましい。
いざ見てみるとウィルスミスの息子も演技が美味く、ストーリーも笑いあり、青春あり、強くたくましく育っていく王道ストーリーはやはり見てて気持ちが良かった。最後の格闘シーンはもはや、ドラゴンボールの天下一武道会だ。
「やっぱり、映画はこうじゃなきゃ駄目ッスねぇ」
「わかりやすいよな」
「俺、明日からまた自転車漕ぐ元気でました」
努力、根性で話が進んでいったカラテキッドで活力を得たタクとユウガは明日から再び、自転車に乗る。
次に目指す場所はアムステルダム。
14日は誕生日でしたよね、確か。
返信削除誕生日おめでとう♪
もう15日ですが・・・(笑)
さすが林家○ーなみの記憶力ですね☆
返信削除14日です!ありがとうございます^^