~THE CREATOR~

思いが想いに
         想像が創造へ
                  創作という作業

                            それはまさに業


             
僕らは創造主だ 

2016年8月27日土曜日

どんな人が美容師になれるのか?

ハッキリ言います。

誰でもなれます。

しかし、必要な事は確かにあります。

これは特別な才能や技術でもなんでもありません。

それは

素直さ



努力を怠らない事

の2点です。

意外と思われるかもしれませんが、手先の器用さは全く関係ないのです。

実際に美容師として仕事を続けている人間のほとんどが不器用な人です。

 これは手先もそうですし、精神的についてもそうです。精神的というのはコミュニケーションに関する人間関係にあります。

もちろん技術の習得については個人差というのは存在します。

 飲み込みが早い、遅い等ありますが、それは良い指導を受けられなかったという犠牲でしょう。これは人間性に関する人格の形成についてもそうです。

 全くの努力無しで美容師になれたという人間はいないはずですので、美容師になりたい!と思っている人は上記の2点を忘れないでください。

2016年8月24日水曜日

美容師免許がいらない美容業種の注意事項

 メイクアップ、ネイリスト、アイリスト、着付け等、それぞれの美容専門技術が発達しているものの、実際それぞれ美容店舗で美容師免許を取得している人材が全てかと言われるとNoだろう。
 メイク、アイは別にして、ネイリスト、着付けに美容師免許はいらない。
 そもそも美容師法で定義されている美容とは、パーマ、髪結、化粧等である。
 ネイルやアイも化粧等の内に入ると思われるが、具体的な文言として出ないため、グレーゾーンのままだ。

 注意して欲しいのが、各協会や団体が発行する○○検定や、ディプロマと呼ばれるものは所詮、卒業証書の類いの紙切れでしかなく、各団体が教育産業的なお金儲けしているということを忘れないで欲しい。
 なぜそのように言い切れるかというと、それらは日本の国家資格ではないからだ。
 また、公的資格でもない。
 民間資格になる
 海外の資格でさえ効力を有さない。紙くずだ。

 民間資格とは企業や団体が独自に基準を設けて試験をする。そして合否を出し、資格を授与する。法律による規制がないために社会的評価はない。
 
 なぜ注意を促すかというと、この民間資格を給与形態に本当に組み込んでいる企業が存在するのか?という事である。

 不必要な資格に不必要なお金を出す必要はないと思う。
 ただし、純粋にその専門分野の知識を求めるならば、受講する事に文句は言わない。

2016年8月18日木曜日

美容室で働くにはどうすればいいの?

 何も心配は要りません。必要なのは忍耐力だけです。


 「でも美容師免許も持っていません」

 そんなものは不要です。

  「え?」

 という声が聞こえてくるでしょうが、本当に必要ありません。
 
 皆さんはアシスタントという言葉をご存知でしょうか?
 
 アシストする人の事を言います。じゃあ、誰をアシストするのか?

 それは勿論、技術者である美容師をです。

 美容師免許がなくても仕事ができるというのはこのアシスタントの事を言います。

 正式というか分類というか、法の抜け道、法の効力が及ばない適応外の人間の事を美容補助業務者と呼びます。
 これはどの業界においても存在すると行っても過言ではないと思いますが、技術的な全責任は、技術者である美容師本人にあります。
 仮にあなたが技術的な失敗をしてしまったとしても、技術的指導をしていなかった美容師本人に責任があります。また、その業務体系を行っている店、会社に責任があるので、あなたは何の責任も取る必要がないのです。ただのお手伝いなのですから。
 そのような仕事を美容補助業務者、アシスタントと言います。
 
 ですが、これだけは十分に気をつけて貰いたいのが、いくら責任が無いからといって何でも許されるわけではありません。
 あなたは技術者(美容師)をサポートする仕事を受け持っているのです。技術者が何をやろうとしているのか、何をやりたいのかを先に考え、行動し、補佐しなければなりません
 実際に優秀なアシスタントは影でスタイリストを操り、お店としての営業の流れをコントロールすることが出来るぐらいの能力を秘めています。縁の下の力持ち、または影の立役者、大きく言えば影の参謀といっても良いぐらいです。そこまで行けば技術者は逆にただの駒になってしまいます。
 ですが、あなたの立場はあくまで美容補助業務者です。技術者ではありません。立場は下なのです。技術を教えてもらう立場にあります。それがゆえに美容師免許がいらないのです。
 
 じゃあ、大きく何が違うのか?というと、スタイリストとして堂々と表舞台に立つことができない事、そして全責任を持ってお客様のカットを担当する事が出来ない。というぐらいでしょうか。
 その他の基本的技術である、シャンプー、ブロー、ヘアカラーやパーマ(ストレートを含む)等はさせてもらえます。
 私の経験上、白髪染めと縮毛矯正ができればお店で使える存在、仕事が出来る奴という扱いになります。 勿論、そこから先はあなた次第ですが。

 とにかく、いますぐ美容室で働きたい!と思っている方がいらっしゃるようであれば、ご自身が気になっているお店や、好きなお店に連絡をして、アシスタントを募集していますか?と聞けばいいことでしょう。
 お店、会社に人材を雇える余裕があればあなたの望みは叶えられます。
 それに、本当に美容師をやっていけるかどうか不安だ、という方も一度アシスタント業務を経験し、ご自身の進路を決定すればいいでしょう。

2016年8月16日火曜日

美容師資格を取得する前に知っておくべき事

 美容師をやりたいけど、実際にはどういう方法でなればいいのかわからない。という方にまず知っておいてもらいたい事が一つだけあります。それは美容師免許についてです。
 
 美容師免許は国家資格なので、国に定められた学校で必要な時間を学習したという証明がなければ、国家試験を受けれないという事です。
 ですから専門学校には必ず行かなければならないという原則があります。
これを理解した上で自分がどの学校に行くべきかを考えましょう。

 美容師資格を取得するためには大きく分けて、全日制(昼間部)と通信制の2つのうちどちらかに通う必要あります。
 全日制では中学校、高等学校と同じように2年間学校に行かなければなりません。
 通信制では通常、美容室に勤務しながら学校側が指定する日に学校に行き、教科書に付随している課題を提出するという事を3年続けなければなりません。

 私はアシスタント業務をしながら通信制3年を経て美容資格を取りました。

 それから、学校によっては美容高等学校、美容短期大学という分類の学校があります。中学卒業後にすぐ、美容高等学校に行き高校卒業という証明と美容師免許を取るやり方。高校卒業をしてから美容短期大学に行って短期大学卒と美容免許を取る方法もあります。

 私見として美容高等学校はともかく、美容短期大学を卒業しても日本の就職現場では大卒(4年制)扱いにはならないので、行く意味があるのか?と思います。
 仮に美容師にはならないが、美容関係の大手企業に勤めたいと思っても、大卒でないと就職の募集要項にすら入らないというのが現実です。
 
 短大卒は社会性においては専門学校卒と同じ大卒ではない『その他』扱いになるので注意しましょう。

2016年8月15日月曜日

 ものすごく久しぶりにブログを更新します。
 随分とほったらかしにしていたブログですが、時折どこからかこのブログを訪ねて来てくれる方がおられるので、今後はそういう人達のために自分の美容師として経験等を記事にしながらこのブログを運営します。
 私自身は訳あって今この仕事を離れていますが、これから美容師を志す日本の学生さんにとって参考になればと思います。
 そして、現職者の皆さんほど新しい技術や知識がありませんが、タクはそんな事をやっていたのか、そんな事を考えていたのかと、楽しんでもらえれば幸いです。