~THE CREATOR~

思いが想いに
         想像が創造へ
                  創作という作業

                            それはまさに業


             
僕らは創造主だ 

2016年8月18日木曜日

美容室で働くにはどうすればいいの?

 何も心配は要りません。必要なのは忍耐力だけです。


 「でも美容師免許も持っていません」

 そんなものは不要です。

  「え?」

 という声が聞こえてくるでしょうが、本当に必要ありません。
 
 皆さんはアシスタントという言葉をご存知でしょうか?
 
 アシストする人の事を言います。じゃあ、誰をアシストするのか?

 それは勿論、技術者である美容師をです。

 美容師免許がなくても仕事ができるというのはこのアシスタントの事を言います。

 正式というか分類というか、法の抜け道、法の効力が及ばない適応外の人間の事を美容補助業務者と呼びます。
 これはどの業界においても存在すると行っても過言ではないと思いますが、技術的な全責任は、技術者である美容師本人にあります。
 仮にあなたが技術的な失敗をしてしまったとしても、技術的指導をしていなかった美容師本人に責任があります。また、その業務体系を行っている店、会社に責任があるので、あなたは何の責任も取る必要がないのです。ただのお手伝いなのですから。
 そのような仕事を美容補助業務者、アシスタントと言います。
 
 ですが、これだけは十分に気をつけて貰いたいのが、いくら責任が無いからといって何でも許されるわけではありません。
 あなたは技術者(美容師)をサポートする仕事を受け持っているのです。技術者が何をやろうとしているのか、何をやりたいのかを先に考え、行動し、補佐しなければなりません
 実際に優秀なアシスタントは影でスタイリストを操り、お店としての営業の流れをコントロールすることが出来るぐらいの能力を秘めています。縁の下の力持ち、または影の立役者、大きく言えば影の参謀といっても良いぐらいです。そこまで行けば技術者は逆にただの駒になってしまいます。
 ですが、あなたの立場はあくまで美容補助業務者です。技術者ではありません。立場は下なのです。技術を教えてもらう立場にあります。それがゆえに美容師免許がいらないのです。
 
 じゃあ、大きく何が違うのか?というと、スタイリストとして堂々と表舞台に立つことができない事、そして全責任を持ってお客様のカットを担当する事が出来ない。というぐらいでしょうか。
 その他の基本的技術である、シャンプー、ブロー、ヘアカラーやパーマ(ストレートを含む)等はさせてもらえます。
 私の経験上、白髪染めと縮毛矯正ができればお店で使える存在、仕事が出来る奴という扱いになります。 勿論、そこから先はあなた次第ですが。

 とにかく、いますぐ美容室で働きたい!と思っている方がいらっしゃるようであれば、ご自身が気になっているお店や、好きなお店に連絡をして、アシスタントを募集していますか?と聞けばいいことでしょう。
 お店、会社に人材を雇える余裕があればあなたの望みは叶えられます。
 それに、本当に美容師をやっていけるかどうか不安だ、という方も一度アシスタント業務を経験し、ご自身の進路を決定すればいいでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿