~THE CREATOR~

思いが想いに
         想像が創造へ
                  創作という作業

                            それはまさに業


             
僕らは創造主だ 

2010年12月25日土曜日

縮毛矯正剤

タクが愛用している縮毛矯正剤。黒人の美容商材店で手に入れられます^^
タクは主ににダルストンキングスランドのパクスというお店で仕入れています。
写真は第一剤でサイズが2つあり、400gと851g。商品名がWave Nouveau(ウェーブノウビュー) ウェーブ伸びぅー・・・ウェーブ伸びるみたいな名前^^;

薬剤成分のベースがチオグリコールアンモニウム・セテアウリルアンモニウム・加水分解アンモニウムなど、とにかくアンモニウムが多く含まれているので臭いがキツイ。蓋を開けるたびに臭いが鼻を突きます。が、以外にも加水分解コムギ蛋白なども成分中に含まれているので使える。
ですが、この商品だけだと粘性が硬く、使用するのにどうも扱いにくい。
ということでタクはコールドウェーブパーマ剤とこのウェーブノウビューを1:1で調合し、粘性に軟らかさを持たせ、扱いやすい状態にしてます。コールドウェーブパーマ剤は前回紹介した、サイノルのCurlylocks(カーリーロックス) こちらも加水分解ケラチンや加水分解コムギ蛋白が配合されているので髪の負担を軽減してくれる。

縮毛矯正で綺麗に伸ばすコツは第一剤塗布後、軟化チェックで髪の毛が薬剤の影響を受けて十分に電離されているか。そして、通常の3倍の軟化が十分であるか。これは、二剤の定着時に髪の毛の状態が元に戻ろうとする現象を防ぐためである。それから髪の耐熱性、大気中での融点は280℃なので230℃で施術しても問題はない。髪の癖がヒドイ人はむしろ180℃では伸びない。
髪の個々のたんぱく質で別々の安定の仕方があり、さらにPHにもよってその数値は変わってくるので、アイロン作業時にはしっかりと熱を当てて、髪を伸ばしましょう☆

2010年12月17日金曜日

中国料理

あれからさらに自転車を漕いでいると、港町の雰囲気がただよってきた。強風にあおられ体力を奪われているタクとユウガはさすがに疲労困憊だった。
写真は通りすがりに写したスタジアム。このロッテルダムという町は微妙に近代都市でしかも何気に建築デザインが古く、昔にタイムスリップしたような雰囲気だった。
「中途半端に近代都市だな」
二人で自転車を乗りながらユースホステルを探していると、体格の良いオランダ人警察が近寄って
きて「ここは自転車禁止だ」と注意された。目が鋭く、体格もいいため、威圧するのには十分な言葉だ。
しかし、ユースホステルの場所を聞くと、親切にも「あの建物付近だと思う」と教えてくれた。
それから数十分自転車を押しながら歩いていると、今夜泊まるユースホステルを見つけることができた。
しかし、入り口が落書きだらけで、さすがに中に入るのには少し勇気がいった。
(大丈夫かな・・・)
中に入ってみると以外にも広い空間があったが、廃ビルを無理やりユースホステルにしたような所だった。
「とりあえず飯食いに行くか」
「チャイニーズにしましょう!」
値段が安くて沢山食べれる中国料理は自転車旅行をするのに有難いエネルギー源だった。
明日は風車の村、キンデルダイクに行こう。

2010年12月15日水曜日

リペア

タクが最近おススメしている流さないトリートメント。サイノルのリペアです。
以前に紹介した流さないトリートメントでシュワルツコフのリペアレスキューというのがありました。
そちらとこの商品は内容成分がほぼ同じです。商品単価もリペアレスキューよりはお求め安い価格なので、ぜひ使用してください^^

素顔

飾らなくていい。
素直になればなるほど、楽だ。

2010年12月7日火曜日

伝説の馬

旅の仲間に加わったカルロスは友達に会うべく走っていたので、タクとユウガが向かう目的地とは違っていた。共に走った時間は3、4時間程度だったが、彼の走りっぷりには学ばされた。
お互いに連絡先を交換し、握手し、別れ、再び走っていると小高いこの丘に羊が大量発生していた。
「なんだありゃぁ?」
一面、羊、羊、羊。
振り向きざまに写真を撮ってみたが、進行方向、約1Km先まで羊だった。タクは日本でこんなに遊牧されている羊の数を見たことがなかったので、妙にテンションがあがった。
そして、今度はさらに衝撃的な動物がいた・・・。
牛カラーの馬だった(笑)
「えぇぇ?!」
まるで漫画の世界だ。シマウマ柄の熊とか、そういう次元の生物だ。今になって冷静に考えてみれば、白馬と黒馬から子供が生まれるとこういう柄になるかもしれない。ともあれ、このときはその意外性にかなり笑った。
そして、オランダの田舎道をひたすら走り、少し近代的な風景に変わってきつつあった。
目的地のロッテルダムまで、もう少しだ。

2010年12月6日月曜日

過酸化水素2

今日はパーマ液・第二剤の話。
パーマの形を固定するために使う第二剤ですが、海外の製品だとほとんどが過酸化水素(H2O2)になります。どこかでこの過酸化水素って言う名前を聞いたことがありますよね?前回、カラーの話をしたときに登場した3%、6%、12%の薬品と同じ成分のものです。
そして、パーマのときに使われる過酸化水素濃度は約2.5%以上となっております。 カラーで使われる過酸化水素は濃度が高いためにアルカリ性になり、そのアルカリ成分によって髪を傷ませてしまう原因になりますが、パーマ剤過酸化水素はPHが約2.5~4.5なので酸性になります。
濃度やPHの違いで薬品の性質がガラリと変わってしまうのがこの過酸化水素の面白いところです。理論上、パーマを定着させるのに必要な時間は約2秒という優れもの。時間が短縮できます。

ここからは美容師さんに向けて話をしますが、パーマ剤過酸化水素水PHがアルカリ性のときに酸化率がもっとも高くなるので、中間水洗後、第二剤を着け、その後PH調整剤、バッファー、酸リンス、酸性水等などを使ってアルカリ除去をしてあげる方が定着がよくなります。もし、過酸化水素を使用する前に髪の毛が酸性の場合、定着が弱くなるので注意が必要です。
それからよく間違いやすいのが酸化と酸性の違いですが・・・。
酸化とは電子を受け取ること。
酸性とはPHを1~6.9にすること 。
です。

2010年12月2日木曜日

セルティックと供に

眠れない夜は、いい音楽と酒さえあればいい。
それで、充分だ。

2010年11月29日月曜日

カルロス登場!

彼の名前はカルロス。タクとユウガが途中で道に迷っていると、道の後ろから現れたラテン系の顔をした男性だ。彼が少し道案内をしてくれることになり旅の仲間に加わった。
タクとユウガは長い道のりを自転車で走り、話す話題もなくなってきていたので、カルロスの登場は旅に刺激を加えてくれた。しかも、彼は30年代で仕事をやめて、もう5週間ぐらい自転車の旅に出ているという話だった。スペインから自転車旅行だ。自転車の使用もなかなかプロフェッショナルな感じになっており、ハンドルの所には走行距離や時間、速度など表すメーターがあり、食事や休憩の目安にしているようだった。彼いわく少し食べて走り、また少し食べては走るというやり方がいいといっていた。お腹いっぱいに食べてしまうと、それだけ体重が増え、余計にエネルギーを消費するという話だった。
この日は風の勢いがかなり強く、進行方向に対して逆風が常に吹いていた。
気づけば二人との距離はこんなに離れてしまっていた。必死にペダルを漕ぐも、逆風のせいで一向に進まない。そこで、タクはカルロスの走り方真似てみた。彼は変速ギアを何度も何度もガチャガチャと変え道の状態によって自らの走り方を変えていたのだった。様子を見てみるとペダルを踏む回数が多い。という事はギアが軽い状態になっているということだ。車で言えば1速、2速か。
ペダルを踏み込む回数は多いが、それでも逆風に負けずにスイスイと進んでいる。それまでタクは4速の状態で必死だったので、時には立ち漕ぎ状態だ。状態を起こしてしまうとさらに風の影響を受けてしまい、走行が遅くなる。そして、2速に落として走ってみるとなんと体に掛かる負荷が和らぎ走りやすくなったのだった。
(お、全然違う!!)
まねるは学びである。
そんな昔の言葉があったと思うが、まさにそれを体感した瞬間だった。

2010年11月27日土曜日

パーマ剤

今回はおすすめパーマ剤です☆写真左が第一剤、右が第二剤になります。
前回おススメ縮毛矯正剤で紹介したGlattにも配合されているAMMONIUM BICARBONATE(重炭酸アンモニア)HYDOROLYZED WHEAT PROTEIN(加水分解コムギタンパク)それからHYDOROLYZED KERATIN(加水分解ケラチン)が入っているで健康毛からダメージ毛までコレ一本でOKです。ただダメージ毛を施術する場合には毛先にそれ相応のプロテクトをしないといけませんのでご注意を。
こちらのメーカーはClynol(サイノル)です。日本だとサイオス名でご存知の美容師さんのいらっしゃるでしょう。サイオス事業部はシュワルツコフの傘下に入ってしまったので日本では新しい製品は出していないと思います。が、サイオスもドイツ製品なので結局は似たような中身になっています。
シュワルツコフが出しているパーマの製品でNATURAL STYLNG hydrowaveというのがあります。こちらも使いやすいです。そして、中身もこのパーマ剤も似てます。
ですが、経費的なコストを考えるとこのサイオスパーマ剤の方が断然安いので、個人的にかなりおススメです☆

2010年11月22日月曜日

マック、再び

国境を越えてから、またまたマクドナルドで休憩&ミーティング^^;
地図を広げ、自分達の場所を確認します。写真に黄色い太い線があると思いますがコレが国境。
そして、うっすらと黒い線が延びているのがタクとユウガが走ってきた道です。
国境から約3時間、自転車で走りマックで休憩をとっていると、一つの家族が親しげに話しかけてきてくれ、ナゲットをくれました☆空腹でハンバーガーなどを食べた後だったのですが、それでもまだ食べれる状態だったので遠慮無しにいただきました。しかし、この家族不思議なことに分かれて食事を取っていたんです。父と息子、母とその親族らしき女性と赤ちゃん。テーブルで家族そろってではなく、別々だったのです。
「なんで分かれて食ってるんだろうな?」
「たぶん宗教の関係なんじゃないっスか?」
(なるほど)
確かに顔立ちも浅黒く、中東系の民族のようだ。
少し変な感じを覚えたがそれでも親切にはかわりない。
そして、その家族にお礼を言い再び旅立つタクとユウガであった。

2010年11月20日土曜日

曇りの後、晴れ。

どんなに先が見えなくったって、いつか光が差し込むんだ。

2010年11月19日金曜日

過酸化水素

髪の毛を染めるときに使う過酸化水素。さまざまな濃度がありますが日本では薬事法の関係?で12%という過酸化水素は販売しておりません。海外では12%が普通に販売されているので外国人美容師が日本は12%が無いでしょ?っとおっしゃいます。が、実は日本でも12%の濃度の過酸化水素を使っているんです。どういうこと?と思われるかもしれませんが簡単に説明すると6%×2=12%です。日本のドラックストアーなどで販売されているブリーチカラーと称する商品は6%過酸化水素が第一剤の容量の2倍になっているはず。基本的な使い方は第一剤との等倍なのですが、明るさをかなり上げたいときに第一剤の2倍で使用します。
白髪染めなど基本的には6%の過酸化水素でしか染めれませんが、さっきの話を持ち出せば3%でも染めれることになります。3%×2=6% ただし、通常より染めるのに時間がかかります。
製品にはリキッドタイプやクリームタイプ、粘性もそれぞれ違います。粘性が硬い場合、色ムラ&酸化力も強くなってくるので使う場合には注意が必要です。
 個人的に注意すべき成分はCeteareth2.0(セテアレス)確認したところ2.0~3.0の幅があります。
こちらは乳化剤、洗浄剤、合成界面活性剤という機能を持っています。が合成界面活性剤においてはタンパク分解酵素でもあるため、色むらやハレーションといった事が起こる確立が高いので注意したほうがいいでしょう。
2剤の成分はメーカーごとによって工夫されています。手触りなどがいい2剤もあるようです。
タクは使用した中でテクニックベーシックシリーズ(上写真の左3つ)が一番使いやすい。不要な成分も入ってなくシンプルでいいです^^ 美容師さんにはおススメです☆

2010年11月15日月曜日

国境

遠くの方へ目を向けると何やら標識が見えてきました。
「あ!」
ベルギーと書いているではありませんか!
反対側を見ると・・・。
コレがオランダという標識。国境ってこんなもんなの?という感じ。税関なんてもちろんないし、パスポートも見せない。日本で自分の住んでいる県から車で他県に入るのとまったく同じ空気。
ヨーロッパという一つの合衆国ですね^^;
標識の裏にいるのはユウガ。このとき用を達してました(笑)
「来たねーオランダー!!」
とりあえず記念撮影☆

2010年11月12日金曜日

ドイツのオッサン


縮毛矯正剤のGlattドイツ製のシュワルツコフというメーカー。
記載されている番号によって薬剤の強さが違うのですが、0番がハード~ノーマル、1番がノーマル、2番がセンシィティブ。美容師さん側の目で見ていくとチオ、シスチオ、チスといった順番になります。
1、2番にはシスなんて物は入っていませんが、そのかわりにAMMONIUM BICARBONATE(重炭酸アンモニア)HYDOROLYZED WHEAT PROTEIN(加水分解コムギタンパク)などの配分量で薬剤の強さを調節しているもよう。AMMONIUM BICARBONATE(重炭酸サンモニウム)は別名Ammonium hydrogen carbonate(炭酸水素アンモニウム)
とにかく使いやすい☆
タクは個人的にさらに使いやすくするために粘性を調整して使っています^^

実はシュワルツコフ(オッサンの名前)というメーカーは世界で始めてシャンプーを作った会社です♪

2010年11月9日火曜日

おっさん

アントワープを出てから数時間後、自転車に乗ったオッサンライダー集団が現れます^^;
しかも、ヘルメットをかぶり、同じコスチュームに身を包み、リーダーの後ろを同じ間隔のチャリンコ幅でサッソウと走っていきました。カメラで激写することきにはもうあんなところまで・・・。
とにかく早い!タクとユウガは荷物があるためその差はどんどんと離れていき、あっという間に見えなくなってしまいました。
競輪選手の練習風景でも見てるような感じです。
その後のゆっくりだらだらと自転車で走っていると、おじさんと一緒に歩いている動物を発見!!
「馬だ!!」
カッポカッポといい音を鳴らしながらおじさんと散歩をしている風景はなんとも、のどかでいい雰囲気でした☆

2010年11月7日日曜日

仕入先

タクの仕入先の一つでもあるPAK'sです。
OvergraundのDalstonKingslandとDalstonJuncstionの近くにあります。
ここでは主に、黒人系の商材とエクステ、電気製品(ドライヤー、コテ、アイロン)などがあり、値段も安いのでフリーランスで活躍されている方などオススメです☆
電気製品はSallyよりも安いので、コテなど購入するときはココがいいでしょう^^
エクステもかなり数が豊富なので、選ぶだけでも時間がかかりそうです^^:それからヘアウィッグも売っています。
もし、ブレードやコーンロウのスタイルブックが欲しい場合はココで購入できますので興味のある方は是非足を運んではいかがでしょうか♪

2010年10月31日日曜日

アントワープ駅

これがアントワープの駅。なんともゴージャス^^
駅の構内に入ってみると大きな空間が広がっていました。
電車のレールが上にもと地下にもあり、ちょっと変わった感じ♪
そして、これが外観^^日本の駅とは全然違いますよねぇ^^;
そして、この日の夜は急に映画が見たくなったので映画館へ行って少し時間を潰しました。
spliceという遺伝子研究を題材にした映画だったので、人間とモンスターのハイブリットを作ります。
映画の冒頭からB級映画の臭いがプンプンしていたのですが、だまって見る事に・・・。
見終わった後、かなり気分が悪くなる映画だったので、おススメできません^^;
そして、アントワープ滞在が終わりを告げ、あしたから再び自転車を漕ぐ日が始まります。


2010年10月30日土曜日

動員数

今日は動員の話。

フリーランスとして仕事をしていて、いったい一ヶ月に何人施術しているか?について今日は少し語ろうと思います。月の流れによって様々ですが、駆け出しの頃は7人です。
え?一ヶ月に7人?!
んー、自分でもビックリ。この頃は他にアルバイトなどをして生計を立てていたんですね。
そして、今の所最高動員数が49人。
49!!
そしてこれまた自分でもビックリ。1ヶ月31日計算で割ってみると1.580645・・・。
まぁ、大体1.5人という事で。一日に一人は必ず施術しているということですね^^;
そして、今は月に約40人は施術しています。最近のトータル施術人数のカウンターは240人を越えた所。
今はもうアルバイトを辞め、美容師一本で生計をたてております。

皆様のおかげでご飯を食べさせていただいております^^この場をかりてお礼申し上げます☆

「タクさん休みはどうしてるの?」と聞かれるときがありますが、もちろん、「予約がないときが僕の休み時間ですねぇ」答えます^^;

一日の最高人数が4人。それ以上仕事をすると僕の体力&集中力が持ちません^^;
たった四人なの?楽そうじゃん、と思う方もいるかもしれませんが、本当に自分独りだけで仕事を
するとこの人数が限界です。
アシスタントを雇える甲斐性が無いので雇えませんが、アシスタントってかなり重宝しますよ^^;
組織媒体で仕事をなさっている人たちはアシスタントを大事に感謝の気持ちを忘れないでください☆

2010年10月28日木曜日

スタイリッシュバイク

自転車屋に入ってみるとこんな自転車がありました。この自転車、寝るような体勢でペダルを漕ぎます。高さが低く、運転しているときは空気抵抗が少なくなるなるのでかなり速い^^;
ブルージュからアントワープへ移動中、何回か走っている人を見て思わず「はやッ!」っとツッコミを入れたぐらい♪

全長はこんな感じ☆
ほんとに色々な形の自転車があって面白い。この自転車乗ったことは無いですが、凄く欲しくなった^^
日本のスポーツサイクリングセンターに置いてるのかな?

2010年10月23日土曜日

世界名作劇場の悲劇

奥にある建物は日本人にとって有名な建造物です。その名もノートルダム大寺院。
世界名作劇場の『フランダースの犬』のネロ君が最後に亡くなった場所でもありますが、実際はなんと教会の中で亡くなったわけではなく、対面の道路等で野たれ死にしたそうです^^;最後は脚色されたんでしょうね。
コレが対面の雰囲気。今では建物が近代的なので、感動もあったもんじゃないです^^;

「パトラッシュ、疲れたろう。僕も疲れたんだ。何だかとても眠いんだ。パトラッシュ…」
ネロはそのまま倒れ込み再び目を開ける事はなかったそうな。

「このあたりで死んだみたっスね!」
ガイドブックを見ながらのアート学生のユウガの一言。
思わず笑いが出た☆

2010年10月22日金曜日

How to make perm rod

海外で日本製のパーマロッドが無い場合、コレを使います。セットローラーとして販売されている物です、商品名はCORE essentials。日本人を施術するときによく使う20mm~32mmのロッドが色違いであります。セットローラーなのでロッド表面にチョボがいっぱい付いていますが、これをニッパー等で地道に切り離していきます。すると・・・。
 こんな感じになります^^ロッド形状がアニオンロッドと同じなので一度アニオンロッド使用したことのある美容師さんは違和感無く使えると思います。ただ、材質がただのプラスチックなので-イオンはでません^^;
 写真は変わりますが、表面をヤスリ等を使用してなめらかにするとさらに使用感がよくなります。
輪ゴムをかけるホールは合計で8個しかありません。表面に4つ。対面に4つ。タクはこのまま使っておりますがもし、使い難い場合は自分で輪ゴムホールを増やしてもいいかもしれませんね☆
ハンダで溶かして穴を作るか、もしくはニッパーで切り取ってしまえば作れると思います。

2010年10月19日火曜日

自転車マーク

アントワープの町で再び面白い物にめぐり合います。コレは自転車専用の信号機^^
そして、アントワープ内でのサイクリングロード。近くで見てみると・・・。
  自転車マークが描いてあります☆
 町の中には路面電車も走っていてオシャレです♪
午前中は散歩し、午後からはランチと買い物。
アート学生のユウガの話ではベルギーのアート、ファッション系の大学があるらしく、留学のプログラム場所でもあるとか。街中ですれ違う人達も着こなしがなんとなく絵になるそんな町です☆

2010年10月16日土曜日

約10時間

アントワープに入って直ぐにガソリンスタンドで休憩。次にする事はユースホステルまで行くこと。
その前にここで飲む物と簡単に食べれる物を補給します。自転車と荷物があるため、一人づつ店に入ります。友達と旅行する利点は間違えなく荷物を見てもらえることでしょう☆
ここで調達した物はアクエリアスとキットカット。ユウガはビーフジャーキーを買っていました。二人で買ったものを分けながら食べ、ここまで走ってきたことを称えます。
「あともうちょい」
「糖分摂って頭を働かせないと」
「いやー、来たね。アントワープ」
「来たねー」

小休憩が終わって再び走り出して1時間。道に迷い、人に道を尋ね、ユースホステルに無事に到着したのは夜の0時でした。出発したのが確か昼前の11位だった様な・・・。途中の休憩などを全部計算し約2~3時間ぐらいだったとして、約10時間は自転車で走っていたことになる。
「お疲れ様っス!!」
「お疲れー!」
ユースホステルに着いた後に飲むビールは格別に上手かった。
「あれはマジなかった・・・」

その後、一日の座談会。特にユウガのトラブルの話題である。キリのいいところで話を終え、シャワーを浴びると、さすがにドッと疲れが出てきて眠気が襲ってくる。
そのまま、ベッドに倒れこみ朝まで寝る二人であった。

2010年10月15日金曜日

ノミ退治

これはシラミを取るためのコームです。英語ではシラミの事をNitというそうです。最近、愛猫ブルーの体にノミが繁殖してしまいまして、試しにコレを使ってみました。
 二層構造で隙間に挟み込むようになっていて、猫の体にコームを通してみると・・・。
「うげぇぇぇ・・・」
いっぱい捕れるではありませんか!
と、いうことは逆に犬・猫用のノミ捕りコームでも人間の頭についたシラミや卵を捕れるという事ですね。
タクは美容師としてシラミのついたお客さんを施術した経験はありませんが、もし、担当することがあるようであれば、このコームを使いたいと思います。そして、このコームが無い場合は犬・猫用コームでも大丈夫ということを頭に入れておきます。

2010年10月12日火曜日

洋ナシ泥棒

適度に休憩をとりながらひたすらペダルを漕ぐ一日。お腹もだんだん減ってきます。
カロリーメイトのような物を買ってたりもしましたが、途中でそれも底をつきました。
「腹減ったー」
お互いそう思いながらダラダラ走っていると、なんと近くに洋ナシ畑が見えるではありませんか!
写真には撮ってませんが、本当にサイクリングロードの脇道にあったのです。
「パクルか?」
お互い顔を見合わせ、タクは一直線に洋ナシ畑に向かいます。そこから適当に二つ拝借し、一つをユウガに渡します。昭和の柿泥棒のガキの様な気分でした☆
洗わないで、皮もむかず、そのまま食いつきます。
「まだ、ちょっと硬いっスねー」
「んー、でも美味いじゃん」
空腹は最大のスパイスだ、僕の先輩美容師がよく言った言葉ですがまさにその通りである。
とりあえずお腹の中に洋ナシが入った事で、少しのエネルギーと「よし、漕げるぞ」という気分が回復します。
日はどんどん落ちていきます。
夕方のようですが、ヨーロッパのサマータイムは日が長いのでこの明るさで夜8時頃です。
「10時までには着きたいっスね」
ユウガもタクも疲れが溜まってきているので、会話もどんどん少なくなります。
途中で道に迷いながら、来た道を戻ったりとを繰り返し、日は完全に沈みます。
そして数時間・・・。
「アントワープの標識見えたよ!!」
「おぉ!」
今日泊まるユースホステルまでもう少しです。

2010年10月9日土曜日

自転車屋で

高速道路を降りてから、一番近くの町で自転車屋さんを探します。幸運な事にも町に入ってから数十分後、道を歩いている老夫婦に尋ねてみると、すぐ近くにあると言ってくれ、その方向に向かいます。
ショップに入るなり、ウオッ!なんだこのカッコイイ自転車は?!思わず欲しくなりました☆
ユウガはチューブを買いましたが、お店のスタッフは何故かチューブの交換をしてはくれませんでした。田舎の町で、しかも夫婦2人だけでやってるような感じのお店でした。
(忙しいのかな?)
と思っていると、おばちゃんから「あなた達でできるかしら?」と言われます。、タクは今回の旅で、工具はある程度持っていたので、思わず「できるよ」と言ってしまいました^^;
それから、お店の外に出てユウガの自転車の後輪を外すべく、タクが動きます。まずネジを外し、チェーンを外し、ホイールをボディフレームから外し、さらにタイヤを外すスティックを使いながら、どんどん進めていきます。今度はタイヤの内側からチューブを引っ張り出して何故パンクしのかを確認します。タクはチューブをユウガに渡し、「空気入れて確認してみな」と言います。
すると、前回パンク修理された場所が、また破裂して空気が抜けていたのです。
「あぁ、もうダメだね」
今度は新しいチューブをタイヤに入れ込み順番通りに組み立てていきます。
パンクの状態から開放されたユウガは嬉しそうに笑います。
「やっと、スムーズに走れる!」
タクも少しホッとして工具を片付けながら走る準備をします。
「よっしゃ、行くか」
「おぉ、軽い、軽い!」
トラブルも無事に終え、再び自転車旅行再開です☆

2010年10月3日日曜日

高速道路

雨が止んでから再び走って、数時間。いつの間にか高速道路を走っていました^^;
車が後ろからバンバン通っているのですが、隅を走っていると特に何も問題なく走れます☆
が、やっぱり車からクラクションの音が鳴らされます。しかも、走っている車からたまに声援?のような感じで聞こえてくる声もありました。逆に危ないぞ!っと言ってくれていたかもしれませんが。
そして、ついにトラブル発生!!
高速道路走行中にユウガの自転車がパンクし、後輪の空気が完全に抜けていました・・・。
緊急用に持っていった小型空気入れで一度空気を入れましたが全くダメでした。
次の近くの町で自転車を探すことにし、パンクの状態でユウガは走ることに。
約5キロぐらいはパンクの状態で走ったような・・・。
目的地アントワープまでまだまだ距離があります。